「リフレクソロジーを学びたい!」と思ったら知っておきたい9つのこと。

リフレクソロジーは、「体」と「ココロ」のトラブルをケアできるトリートメントの方法です。
体がもつ自然治癒力を高めるので、不調を改善することができ、リラクゼーション効果もある健康法です。

リフレクソロジーを身につけると、サロンで働いたり、自分のサロンを開いたりすることもできます。
また、自分の体や、身近な人の体をケアしたり、ライフワークとして活用したりして、活躍の場を広げることもできます。

学んでみたいと思ったら、教えてくれる学校やスクールで身につけることができます。

そんな「リフレクソロジーを学びたい!」と思って、スクールを探している人のために、知っておくべきことを9つにまとめてみました。
よかったら参考にしてみてください。

①そもそもリフレクソロジーとは?

リフレクソロジー(Reflexology)とは、
reflex(反射)と
logy(学問)を
合わせた単語で、
「反射学」と訳されます。
「リフレ」と短縮して呼ぶこともあります。

全身の「臓器」や「器官」が、
足や手の末端(反射区)に
映し出されていると考えるセラピーです。

「反射区」を刺激することで、
深いリラクゼーションを促し、
体がもともと持っている自然治癒力や、
免疫力を高める健康法です。

リフレクソロジーの歴史は長く、
古くは、紀元前4000年以上も前から、
中国やエジプト、
インドで行われていたという話もあります。

今も、欧米やアジアなど
世界中でそのトリートメントを
受けることができます。

リフレクソロジーは、
道具や機械は使いません。
手だけを使って行います。

リフレクソロジーの手技をつかって
施術する人のことを
「リフレクソロジスト」と言います。

②リフレクソロジーには西洋式と東洋式がある?

リフレクソロジーは、
世界各国で普及しているので、
普及した経過や、
その国の特徴によって、
少しづつ違いがあります。

リフレクソロジーが確立されたのは、
アメリカの医師、
ウィリアム・フィッツジェラルドが、
20世紀はじめに見つけた
「反射区」理論がはじまり。

そのあと、
イギリスの理学療法士、
ユニス・インガムによってまとめられた
「反射区図」が、
今のベースになっています。

日本では、
西洋式とか、英国式とか、
または、東洋式とか台湾式とか、
いろんな呼び名のリフレクソロジーがあります。

呼び名は違えど、
基本はどれも、
この「反射区表」をもとにしています。

ただ、西洋式は、
「痛み」はストレスになる
という考え方があり、
やさしい刺激で、
リラクゼーションの効果が高く、
気持ちのいいトリートメントが
特徴です。

一方の東洋式は、
「痛み」があるほど効果がある
という考え方があり、
指の関節や棒をつかって、
強めの刺激を与えるのが
特徴です。

また、東洋医学の考え方が
反映されているのも
東洋式や台湾式です。

③リフレクソロジーにはどんな効果があるの?

気の流れがよくなる。

不調や病気になるのは、
「気」の流れが滞っているからです。

リフレクソロジーは、
体を流れる気の流れ
(エネルギー)
を良くすることで、
体全体の「バランス」を
整える効果があります。

老廃物を体の外に出す。

「反射区」を刺激することで、
臓器や器官が活性化し、
「血液」や「リンパ」の流れを
よくすることで、
体の中にたまった「老廃物」を
体の外に排出する働きを高めます。

内臓を間接的に刺激する。

「反射区」は、
内臓や器官に対応しています。

「反射区」を刺激すると、
間接的に、
それらを活性化させ、
身体を整えます。

自然治癒力を高める。

「反射区」を刺激することで、
気の流れ、
血液の流れ、
リンパの流れが
よくなります。

「内臓」が活性化し、
「老廃物」が排出され、
「体のバランス」が整い、
体が本来もっている
自然治癒力を高めます。

ホルモンバランスを整える。

ストレスや不規則な生活によって、
ホルモンバランスが乱れ、
不調になったり、
月経リズムも崩れます。

血流がよくなり、
リラックスする状態になることで、
ホルモンのバランスが整います。

体を温める。

足は「第2の心臓」と呼ばれます。

足をさわることは、
心臓から押し出された血液を
心臓の方向へ押し戻す働き
(これが第2の心臓と呼ばれる)
を高めるので、
全身の血流がよくなって、
体を温める効果があります

リラクゼーション効果

手のぬくもりと
心地よい刺激によって、
ココロと体をリラックスさせ、
ストレスを解消させる
効果があります。

また、内臓が活発になり、
血行が良くなって、
体が温かくなることで、
心地よい状態をつくります。

コミュニケーションを深める。

手をふれることは、
スキンシップになり、
ココロの距離を縮め、
コミュニケーションを
深めることになります。

親子のコミュニケーション、
夫婦や恋人とのコミュニケーションなど、
信頼関係をつくります。

④足のトリートメントを学ぶ価値は?

リフレクソロジーは、
主に「足」をさわる施術です。

世の中には、
「身体全部」をさわるトリートメントが
たくさんある中、
どうして「足」をさわる施術を
学ぶ価値があるんでしょうか?

それは、リフレクソロジーでしかできない、
すぐれた特徴があるからです。

リフレクソロジーは主に、
足にある「反射区」を刺激します。

「反射区」を刺激することで、
それぞれ対応する臓器や器官を活性化し、
「気」のめぐり、
「血液」のめぐりをよくして、
身体の「バランス」を整えます。

これがリフレクソロジー最大の特徴です。

でも、もう一つ
「足」を刺激するトリートメントだからこそ
可能なことがあります。

それが、第2の心臓と呼ばれる、
足の働きです。

第1の心臓は、
体にとって、
大切なのは誰もが分かります。

でも、もう一つの心臓、
第2の心臓の働きがないと、
健康な身体は維持できません。

第1の心臓は、
全身に血流を「押し出す力」が強い半面、
「吸い込む力」は強くありません。

ということは、
全身に押し出された血液が、
再び心臓へ戻るには、
第1の心臓を助けて、
血液を押し上げる
プラスの働きが必要になります。

この働きを第2の心臓と呼びます。

第2の心臓は下半身、
特に「ふくらはぎ」の筋肉を
収縮させて
血液を押し出します。

足からふくらはぎにかけて、
トリートメントするリフレクソロジーは、
第2の心臓の働きを高めます。

これが足のトリートメント、
リフレクソロジーがすぐれた療法である理由の1つです。

⑤リフレクソロジーと足ツボの違いは?

「足」をトリートメントしたり、
さわったりするので、
「リフレクソロジー」は、
よく「足ツボ」と間違われます。

でも違います。

根拠となる理論が違います。

ただ、サロンによっては、
組み合わせて提供していたり、
それぞれをメニューに取り入れていたりする
お店もあります。

リフレクソロジーは、
これまでお伝えしてきたとおり、
足や手にある臓器や器官に対応する反射区(=エリア)
を刺激することで、
本来身体がもっている
自然治癒力を高める手技です。

それに対して、
「足ツボ」は、
東洋医学の考え方に基づき、
「経絡」という気のめぐりの道にある経穴(=点)を
刺激する療法。

「経穴」を刺激することで、
気の滞りをスムーズにし、
体を健康に保ちます。

「経穴」というのが、
よく言われる「ツボ」に当たります。

リフレクソロジーは、
「エネルギー」のめぐりをよくします。

「足ツボ」は、
「気」のめぐりをよくします。

言葉は違いますし、
もとになる理論も違いますが、
「めぐり」をよくする考え方には
近いとこがあります。

⑥リフレクソロジストのシゴトとは?

リフレクソロジストは、
クライアントの身体のお悩みを、
身につけた知識と施術から
改善することができます。

トリートメントの技術はもちろんですが、
クライアントのお悩みを
正確に理解するために
カウンセリングのスキルも必要です。

カウンセリング

カウンセリングは、
病院でいうと、
問診のようなものです。

リフレクソロジーをうけるクライアントは、
何らかの不調を抱えています。

食生活から、
生活習慣、
ストレスなど、
今の状態を時間をかけて
カウンセリングすることで、
クライアントが抱えている不調の
全体像をつかむことが大切です。

その都度アドバイスをしながら、
このカウンセリングで得たものをもとに、
クライアントに合った
トリートメントをイメージします。

トリートメント

通常は足浴を行ってから、
カウンセリングで把握した
クライアントの状態を踏まえながら、
トリートメントします。

また、足には、
体の状態があらわれます。

足の色、温度、固さなど・・。
それらをチェックしながら、
トリートメントに生かしていきます。

トリートメント後のカウンセリング

トリートメントを終えたあとは、
施術の結果を報告したり、
日常生活の中で行うといいことなどを
アドバイスします。

トリートメントの後は、
老廃物を排出するために、
お水をたっぷり飲んでもらいます。

⑦リフレクソロジストに必要なスキルは?

リフレクソロジーの理論と技術

リフレクソロジーは、
相手の足をさわります。

そのため、
しっかりしたリフレクソロジーの理論と
技術が必要になります。

解剖生理学など、身体の知識

足裏の反射区をさわるということは、
体をさわるのと同じです。

身体の仕組み、
病気や不調になる原因など、
解剖生理学の知識は必須になります。

カウンセリングスキル

身体の悩みを抱える
クライアントの状態を改善するのは、
その原因となるものや
生活習慣などを
把握するするための
カウンセリングスキルも必要です。

東洋医学の考え方

リフレクソロジーは、
西洋医学的なところから
体を見ると同時に、
東洋医学で使われる
気・血・水などの考え方も取り入れ、
ホリスティックな視点から、
身体をとらえると、
より効果のある
トリートメントになります。

経営の知識

リフレクソロジーの技術を生かして、
サロンを開いたり、
シゴトとして
それを生かしていくには、
経営や技術を生かすため、
ビジネスの知識が必要になります。

ケーススタディー

スクールなどで
技術を学んだあとは、
ケーススタディーとして、
実際に身体を施術することで、
実践から学ぶことが必要です。

⑧リフレクソロジーを活かせる場所は?

サロンに勤める。

サロンに勤めることで、
お客様にトリートメントを行う
サロンワークを実現できます。

ココロを癒し、
カラダの不調を改善する
リフレクソロジストとして
活躍できます。

リフレクソロジー専門のサロンだけでなく、
いろんなサロンで
技術を活用できます。

アロマセラピーサロン、
エステティックサロン、
フットケアサロン、
マッサージサロン、
スパ、
フィットネスクラブ、
美容院、
ネイルサロンなど。

講師

リフレクソロジストとして
経験を積めば、
養成スクールなどで、
講師として
リフレクソロジーを教えたり、
セミナーや教室で
多くの人に伝えることもできます。

サロンを開く

自分のサロンを
開業することもできます。

自宅サロン、
レンタルサロン、
出張して
トリートメントを提供するなど、
自分のサロンを開くにも
いろいろな形があります。

スクールによっては、
開業をサポートしたり、
開業やサロン経営を
学べるところもあります。

医療の現場

海外では、
リフレクソロジーが、
がん患者の緩和ケアなど、
医療現場の補完セラピーとして
導入されているケースがあります。

日本でも、
まだ数は少ないですが、
代替・補完医療の一環として
リフレクソロジーを
取り入れる病院も増えてきています

ライフワーク

リフレクソロジーの
スキルがあることで、
生涯にわたって、
人の役に立つことができます。

ライフワークやボランティアなど、
足から
人の笑顔をつくることができます。

⑨リフレクソロジーを学べるスクールの選び方は?

リフレクソロジーは、
日本では民間資格です。

そのため
いろんなリフレクソロジーの資格があり、
たくさんスクールがあります。

民間資格なので、
必ず持っていないといけない訳ではありませんが、
持っていることで、自信と安心感につながります。

学ぶ目的によっては、
通信教育もあります。

サロンに勤めたいのであれば、
実際にサロンの運営もしている
スクールがいいかもしれません。

また、自分でサロンを開きたいなら、
実際にサロンを運営している人に
習った方がいいかもしれません。

他にも店を開業するノウハウや、
集客の方法まで教えてくれる
スクールもあります。

スクールを探すには、
ネットから情報を集めるのが一般的です。

実際にいいと思ったスクールがあれば、
一度話を聞いてみて、
納得するところを選びましょう。

まとめ

これから先、日本でも、
不調や病気にならないような
予防医療がより大切になってきます。

足を使わなくなった現代や、
高齢化する社会においても、
足をケアする重要性は、
これからますます増してくると
考えられます。

しっかりした知識と技術をもつ
リフレクソロジストの活躍の場も
広がることでしょう。

そんなリフレクソロジーを
習ってみたいと思ったら、
ぜひ参考にしてみてください。